第31回 白浜町 佐藤様宅「広い畑で農作業」

白浜町は、言わずと知れた一大温泉郷「白浜温泉」がある温暖な町です。しかし、今回訪れた佐藤様のお宅は、同じ町内にもかかわらず、まるで離島の小漁村のような雰囲気がある静かな一角でした。
幹線道路から少し入っただけですが、家のすぐ裏が堤防を挟んで小さな砂浜で、数軒の家があるだけの静かで美しい入江に面した集落。家のすぐ裏の海岸。家から徒歩10秒!今回ご紹介する佐藤様は、退職する前から田舎暮らしを夢見ていたそうで、雑誌などを見て物件を探していたそうです。

条件は、
 ・畑がたくさんできるところ
 ・暖かいところ
 ・静かでも生活に便利なところ

でしたが、「土地が広い」「暖かい」「生活に便利」となると、なかなか条件に合うところが見つかりません。土地が広いと山奥だったり、暖かくて便利なところでは畑も小さい。
そんなとき、雑誌で見たスエタカの物件が今の家です。
現役時代にはよく和歌山に仕事で来ていたことや、姉夫婦が和歌山在住でもあり、和歌山県にはなじみがありました。
佐藤様はさっそく見に来て、一目で気に入って即決し、昨年の4月に引っ越してきました。

■広い畑で農作業
まず第一の希望であった「畑をたくさんできるところ」ですが、なにしろ土地が広い! 1000坪以上あり、いろいろな野菜を思う存分作れます。それに、トラクターも入る倉庫もあり、農器具置き場に不自由はしません。畑も広いので、さっそく中古のトラクターを購入して愛用しています。「まだまだ1年目なので、思うような出来ではない」と謙遜されていますが、訪れたときは立派な大根を収穫中でした。
職場の人たちに、いろいろな作物をもっていく約束をしているので、よろこんでもらえるものを作りたいとのことです。

■暖かく、海が目の前
次の条件「暖かいところ」ですが、もちろん温暖な白浜町なので条件には合致。また、はじめは「海に近いといいなあ」程度だったそうですが、実際に来てみれば家の裏がすぐに海!小さな砂浜もあります。
「海に近い」どころか、海岸に隣接していますので小さな砂浜が庭のよう。波が心配に思われますが、田辺湾のそのまた入江で防波堤もあり、波も静か。
もともとが半農半漁の家だったようで、海に直結した屋根付きの舟置き場もあります。
まずは船外機付きのゴムボートで海へ出てみたそうです。舟置き場。スロープで海に直結。家が海に面しているので、いつでも好きな釣りができるとのこと。フラッと釣りに行って、自分が食べる分だけ釣れれば帰ってくるという、夢のようなお話しもされていました。

■交通・生活に便利
佐藤様は長年、名古屋で会社員として勤め上げ、今は非常勤の役員をされていらっしゃいます。奥様は仕事もあり名古屋在住なので、月に数日は名古屋に行かれているそうです。また、息子さんや娘さんは京都・東京におられ、あまりにも遠いところだと不便。
こちらのお宅は静かな環境にありながら、白浜町でも田辺の市街地寄りにあり、高速道路のインターチェンジ(南紀田辺IC)や、南紀白浜空港に車で10~15分程度と近く、交通の便が非常に良いところです。
そのため買い物や病院など、生活に不便はありません。コンビニエンスストアも車で2~3分。歩いてでも行ける「とれとれ市場」には温泉施設もあり、気が向けばすぐに温泉にも入れます。
そんな便利なところにもかかわらず、小さな入江に面した4~5軒だけの集落なので、みんな気さくに声をかけてくれるそうです。
1年前まで都会でバリバリ働き、現在も役員をされている佐藤様ですが、取材に訪れたときは離島の小さな農漁村のような雰囲気にすっかり溶け込んでおられました。

去年は引っ越してきたばかりでトマトやトウモロコシなど難しい作物は失敗したそうですが、今年は成功させたい、他にもいろんな野菜作りにチャレンジするのも楽しみにしています。
舟置き場もあるので、小さな舟を買って釣りに行きたいなど、理想の物件を得た佐藤様、田舎暮らしに夢もふくらみます。

和歌山で暮らそう。
田舎暮らし物件のご相談はスエタカ