第9回 和歌山市加太 河本弘光様宅「海を眺めて暮らす」

加太は大阪府との県境近くに位置し、和歌山県の北西の隅にあたります。和歌山市内からも車で20分程度で辿りつける場所に海水浴場、温泉、釣場があり、自然を満喫できる便利な場所です。特に漁業は盛んで、和歌山近海産のおいしい魚の産地であり、大阪から最も近い和歌山の釣りポイントとして京阪神の釣りファンには人気です。加太湾の北側に は磯釣りで有名な友ヶ島というポイントがあります。乗合船も多数出ています。
河本さんのお住まいの場所は、その加太でも別荘地として分譲された「加太自然の郷」という分譲地にあります。
「加太自然の郷」は海に面した小高い山の斜面を利用した別荘地で、約100軒の様々なタイプの別荘が立ち並んでいます。山の斜面を利用しているので、どの家も美しいオーシャンビューを楽しめる閑静な場所です。


釣りのメッカ加太。友が島は今日も釣り人がたくさん船で渡ります。

お勤め時代は京都府八幡市にお住まいだった河本さんは、定年と娘さんの結婚を期に田舎での暮らしを考え始めました。娘さんがオーストラリアに嫁がれたこともあり、引越しの条件は、「関空まで1時間以内。海が見える静かなところ。」ということだったそうです。 物件探しはオーストラリアから娘さんがホームページで見つけては連絡をくれたそうで、その中の一件がこの「自然の郷」でした。「波の音が1日中聞こえる静かさと高台から見渡す海の風景の美しさ。」が気に入りすぐに購入を決断したそう。
家自体も築10年以上経過しているにもかかわらず、別荘として年に数回使用されただけでとてもコンディションがよく、引越しの際に1階和室を改装し、フローリングの大きなリビングにしただけで他は手を入れずにそのままお住まいです。
年に1回はここから娘さんのいるオーストラリアに行ったり、娘さんが帰ってきたりと市街地から近い静かな田舎である加太には大変満足されています。



自然の郷には現在12帯の定住している家族がおり、普段はその家族同士でバーベキューなどを行い楽しくすごしているそう。バーベキューの最中にリスが出てきたり、朝には餌付けた鳥がやってきたりと、自然に囲まれた場所ならではの楽しさがあるそうです。
「今後は別荘の空き地などを借りて本格的に野菜栽培なども初めて見たい。」新しい暮らしに夢いっぱいの河本さんでした。


別荘地の定住者と庭でバーべキュー。いくら騒いでも煙くっても大丈夫。

和歌山で暮らそう。
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