海南市は、和歌山県の北西部に位置し、北は和歌山市・紀の川市、東は紀美野町・有田川町、南は有田市に隣接し、西は紀伊水道に面しています。四季を通して温暖な気候に恵まれていることから、南部ではみかん栽培、北部では桃の栽培が盛んです。 また黒江地区周辺は日本四大漆器の一つでもある「紀州漆器」の産地としても知られます。 有賀さん夫妻がここにやってきたのは2ヶ月前。「馬が飼える場所」という条件で土地を探していたら、ここが条件にぴったりということで、一目ぼれ状態で決めたそうです。 有賀さん夫妻がなぜそこまで馬にこだわる理由は過去にさかのぼります。北海道に旅行に行った際、乗馬の体験をしたことがきっかけです。そこで馬の魅力にはまり、それからの旅行には必ずといっていいほど「馬」があるというほど、馬に魅せられたのでした。 そしていつかは馬と一緒に住みたいと思ったそうです 。 まずはお決まりのゴロゴロー そして、念願の夢かなって馬を飼うことができました。 有賀家にはムサシ(11歳・牡)とキヨリ(1歳・牝)の2頭がくわわり、新たな生活をスタートしましたが、引越ししてきた頃は、牧場と呼べる状態には程遠く、 「引越ししてきたころは草刈りだけで1日が終わりました」 という状態だったとか。 平日もムサシ、キヨリたちのために時間を注いであげたいけれども、平日は高野さん夫妻とも仕事に出かけているため、土日しか時間がないそうです。 そして、不幸なことに、奥さんがムサシに足を踏まれ骨折するという事故が起こってしまい、旦那さん一人で牧場づくりに励まなくてはならなくなり、さらにペースはダウンしてしまいました。 しかし、旦那さんやご近所の方たち、そして土建屋さんや牧場のプロたちの温かいサポートのおかげで、手作りで世界に1つしかない牧場が出来上がってきています 。 ここにあるものは全部手作りです。 平日は仕事で遊ばせることができないので、土日にはたまっているストレスを開放してあげるためにムサシ、キヨリを牧場で自由に遊ばせています。しかし有賀さんのお宅は、そんな姿を家のどこにいても確認できるようになっているというのも馬好きならでは。 「老後に馬と一緒に暮らしたいと思っていたけれど、こんなに大変だとは思っていなかった。早めに決断してよかった。」とお話してくれている有賀さん夫妻の顔には笑顔がこぼれていました。 ここからいつでもムサシ、キヨリを見守ることができます。 【田舎暮らしレポートこぼれ話】 馬の糞のことを「ボロ」というのですが、これは家庭菜園にとても効果があるらしいです。 処理にこまっているので、ぜひともこの田舎暮らしレポートを読んでいただいた方でほしいという人がいれば、よろこんでお渡ししたいとのことです。 興味のある方はスエタカまでお問合せください。 家庭菜園にぴったりのボロ。ぜんぜんにおいません。 |
さぁ、お待ちかねの遊びの時間 仲良しで寂しがり屋なムサシとキヨリ ムサシ、キヨリのえさの飼葉 |
和歌山で暮らそう。
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