第28回 美浜町 H様宅「ピッタリの条件が見つかった」

美浜町は和歌山県の中部、日高郡の西端に位置していて、紀伊水道に面している県内で太地町に次いで狭い町です。

今回は美浜町に住むH様宅に取材に来ました。
もともとH様は大阪出身でしたが、2009年4月ここ美浜町で田舎暮らしをスタートさせました。

田舎暮らしを始めたきっかけについて聞いてみました。
もともと大阪では小売業界に勤めていましたが、これからはインターネットは伸びる、と確信し、7年前に起業し、店舗販売とインターネットショップを立ち上げました。

しかし場所は大阪ともなると、家賃や倉庫経費がネックになってきます。
そこでインターネットショップのみにすることで、大阪でなくても倉庫経費が抑えられる田舎でもやっていけるのではないか、そうH様は考えました。
それから近畿一円色々なところを見て回ったそうです。決め手だった併設された倉庫H様の希望に沿う物件にはなかなか出会えなかったのですが、二度目の和歌山で美浜町に来たときは、「ここだ!」というくらい衝撃が走り即決したそうです。
一番のポイントは家と倉庫(事務所)が隣接していることで、ここがそれにピッタリあてはまっていました。そしてもう一つ、大阪とほぼ変わらない気候。
冬でも雪の心配もなく、倉庫に保管している商品も心配ないからだそうです。

インターネットショッピングを始めてもうすぐ1年になるのですが、実はご近所でもH様がインターネットショッピングを運営していることは殆ど知られていないらしいのです。その理由は「お付き合いで買って頂くのではなく、本当にいいと思ってもらった人に買ってもらいたい」という思いがあるからそうです。商品の発送準備中ですまた同様に和歌山での生活も2年目を迎えるのですが、大阪との違いについてお聞きしたのですが、少し意外な答えでした。生活で必要なものは少し車を走らせればほとんど手に入るし、逆に大阪より便利かもというものでした。
確かにここは高速道路のICからほど近く、数キロ圏内には大きなスーパーもあります。
またインターネットショッピングを利用すれば、今や何でも手に入る時代です。
言われてみれば納得の答えでした。
また、「苦労というわけではないけれど、一生懸命走ってきたので、趣味を持つ時間がなかったかな」とも話してくれました。

そんな美浜町がすっかりお気に入りのH様にこれからの将来について伺いました。
「しばらくはここで続けていきたいけれど、年齢を重ねて行くと、また違う生活になると思うので、その時はまた考えていきたい。そういうのも見据えて、いろんなところを見回ったというのもあり、それにピッタリだったのものここ美浜町の物件だった」と話してくれました。

いろいろなお話をしていただいたH様は、次なる夢に向けて、今日もここ美浜町から全国に向けて、買って頂いたお客さまの喜ぶ顔を想像しながら真心を込めて送り届けています。

和歌山で暮らそう。
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