2020.11.15

和歌山市冬野K様邸リノベーション#11

解体作業中の和歌山市冬野K様邸。

柱が入っていました。

民家を支えていた古い土台にお別れを告げ、

新たな土台となる木材を迎える準備。基礎コンクリート打設。

基礎をあえて使わず束石を使用するのは

地震などを受け流す古民家本来の

能力を活かすことも一つの理由です。

古民家は「再生できる」ということがもっとも大きな特徴です。

ずっと朽ちずに永続的にもつということは、この高温多湿の日本では

なかなか難しいことです。

古民家は代々の施主様が必要に応じて修理や改修を繰り返すことで

維持されてきたのだと思います。

SUETAKA RENOVATION