田辺市は中辺路町にある農園へブルーベリー狩りに行って来ました。

市販のブルーベリージャムの中にちらほらと入っている実は見ますが、摘み取る体験は初めてですし、自然のなかでブルーベリーの実がどういう状態でなっているのかも知りませんでした。

まず摘み取った実を入れるカゴを受け取ってブルーベリー畑のある斜面に向かいます。日当りを考慮してなのかみかん畑を思わせる傾斜のきつい畑でした。

農園の方から実の取り方等の説明を受けていざ！

木には熟れている実と早熟の実が混在しており、実の色で判別がつきます。これと思う実を軽くつまむように力を入れるとプチッと採れました。

摘み立ての実はどれだけおいしいのか期待に胸を膨らませながら１粒口へ。目が覚める程のすっぱさでした 。もっと熟れてそうな色の濃い実を食べてみても同じ。生食には向かないのでしょうか。

その日はかろうじて曇りの日でしたが黙々と実を摘み取っていると汗がどんどん流れてきます。ふと畑から目をそらすと近くに川があって、水遊びをしている人の姿が見え羨ましかったです。

でもでも負け惜しみではなくブルーベリー狩りは楽しかった。

農園の方が子供の手助けをして下さったり、少しお話をする中で穏やかで優しい時間を過ごす事ができました。その方の指先が紫色に染まっているのに気づき、なんて美しく魅力的な手だろうと見とれてしまいました。

カゴ一杯に実を収穫すると最後にアイスクリームをいただきました。手作りのブルーベリージャムをのせて下さいました。バニラの甘さと甘酸っぱいジャムの取り合わせが絶妙ですごく美味。贅沢。

持ち帰ったたくさんのブルーベリーの実でジャムを作らないと。あんなに美味しくできるかな。