2014.10.19

「ナチュラルな庭づくり」 園芸家ポール・スミザー氏が講演 

Paul autograph-4 iwade city

日本のナチュラルガーデンの第一人者、ポール・スミザーさんの講演会が、10月11日岩出市の和歌山県植物公園緑化センターで開催されました。

イギリス出身のスミザーさんは、1990年19歳の時に初来日して以降、国内各地で様々な庭園を手がけています。2013年には鳥取市で開かれた「全国都市緑化とっとりフェアー」会場のガーデンアドバイザーとして、植栽を監修しました。

今回の講演会では「ナチュラルな庭づくり 選ぶことから植えるまで」をテーマに、庭に合った植物選びの為の、植物の選び方、環境の見方、土づくりについて、スライド写真を示しながら丁寧に説明してくださいました。

「植物はそれぞれ適した場所で育てば、自然な形で伸び伸びと成長し、農薬を使わなければ、庭にいろいろな生き物を呼び込むことが出来る。土に腐葉土とバーク堆肥を入れると、ミミズが土を耕して良い土壌が出来る。自然の力を味方にすれば、自宅の庭をナチュラルガーデンにすることは難しくない。植物が心地いい庭を目指せば、誰でもうまくいく!」と、”自然の理にかなった庭づくり”について教えていただきました。

Paul autograph-3 iwade city Paul autograph-2 iwade city Paul autograph-1 iwade city

 

 

 

 

身振り手振りを加えたユーモアー溢れるお話に、会場は終始笑いが絶えず、あっという間の1時間半でした。

講演後のサイン会でも、一人一人にイラストをたっぷり添えたサインをしてくださり、誠実で温かなお人柄に大感激!サインを待って長い列が出来ました。

イラストは植物や昆虫を擬人化したもので、愛嬌たっぷりの生き生きとした表情がなんとも愛らしく、スミザーさんの小さな生き物に対する愛情が溢れていました。

Paul illustration iwade city