2018.06.08

閑静な住宅街に建つ「昭和レトロの平屋」【有田市】

有田市の閑静な住宅街に、とっても趣のある「昭和レトロの平屋」物件が出ました。

正面の生垣から屋根をひょっこり出した建物がそうです。前の道は約5mありますが車の通りはそんなに多くない印象でした。

まわりの道も広く、区画整理された閑静な住宅街といった雰囲気です。現状は駐車場がないので、必要な場合は正面の生垣を撤去し、ガレージに変更することにより、

常時2台以上は駐車できるスペースを確保できそうです。

建物の玄関に通じる路地風のアプローチ。

玄関には木製の雨戸もついていて、昔ながらの民家の特徴を醸し出しています。

やさしく家族を迎え入れる玄関土間。左右の板戸がいい感じです。ふすまは新しく住まわれる方のお好みで張り替えてください。

アンティークで面白いデザインの洋服ダンスも、ご希望であればお付けします!

前の所有者の方は、お洒落するのがとってもお好きな方だったそうです。

奥のキッチンと和室をつなぐ障子がレトロ感満載です。懐かしいのに、新しいデザインにも見えるのが不思議です。

障子の桟をあえてポップな色に塗装しても楽しそうです。

キッチンまわりはレトロなタイルで囲われています。キッチンを新しくする際は、壁に合わせてレトロ調の造作キッチンが空間にマッチしそうです。

こちらは壁にピンクの壁紙を貼って、かわいく洋風っぽさを醸し出した和室。後に出てくるお風呂やおトイレを見ても、わかるように

ここにお住まいだった方は、とてもかわいい感じがお好きな、明るい人だったんだろうなと感じます。

この浴室の壁も桜色のタイルで飾られていて、床もユニークな柄のモザイクタイル。なんだか元気な気分になれるお風呂です。

紫色のタイルが印象的なおトイレ。男性用小便器もあるので便利です。床はタイルで排水口もあるので、水洗いができて清潔に保てます。

土間の倉庫もございます。雑多なモノや家の中に入れたくない荷物なども一か所に集めて収納できます。

棚などに工夫をすれば、さらに効率の良い収納スペースになりそうです。

窓はすべてアルミサッシとなっております。

【間取図】

【概略図】

下の画像をクリックすると建物内のバーチャル見学ができます!

【まとめ】

建物は築60年程度とのお話ですが、一見するとそうとは感じない、状態の良い建物でした。ただし、キッチンの床と廊下の床は少々痛みがありましたので

お住まいになる前に少しの床の補修は必要と思われます。しかし・・建物って、愛情をもって住めば、こんなにも良い状態で長持ちするんだなぁ、と

なんだかうれしい気分になれる建物でした。

物件価格は、650万円。

物件所在地:和歌山県有田市 辻堂

敷地面積:230.44㎡(登記簿面積)

建物面積:84.50㎡(簡易測量面積)

物件番号:10938

※とても愛情をかけて維持してこられた建物です。出来ましたら、これからも末永く建物を大事にしていただける方からのお問合せを希望いたします。

(岡)